Visions of the Katsura Imperial Villa(桂離宮のビジョン)
With Professor Ken Tadashi Oshima (講演者:ケン・タダシ・オオシマ教授)
日程:2023年4月19日(水)7:00 – 8:00 pm (PT)
場所:Gowen Hall Room 301, University of Washington
参加は無料ですが、こちらのリンクより事前登録が必要です: https://tinyurl.com/katsura23
桂離宮の建築と庭園は、日本の芸術と文化のパラダイムとして今日も生き続けています。桂離宮は17世紀に八条宮家の親王二世代の命で健立されました。桃源郷を彷彿させる自然美豊かなこの離宮は、茶人であり芸術家でもあった小堀遠州の理想を具体化したものであり、16世紀に始まった数寄屋造りと17世紀当時の建築様式の一体化を象徴した代表作です。この講演と、ポール・アトキンス教授と建築家の松原博氏を交えた談話では、その文学的および視覚的解釈を含む多くの側面を解き明かし、グローバルな背景における日本伝統の未来への影響について考察します。
ケン・タダシ・オオシマ (Ken Tadashi Oshima) 略歴 : ワシントン大学建築学科教授として、国際建築史、建築論、表現、デザインの分野で教鞭をとる。また、ハーバード大学院デザインスクールの客員教授を務め、コロンビア大学とブリティッシュ コロンビア大学でも教鞭をとる。ハーバード大学にて東アジアの研究および視覚環境の研究分野で学士号取得(優秀成績者)。UCバークレー校にて建築修士号、コロンビア大学で建築史および建築論の博士号取得。2003年から2005年まで、ロンドンのセインズベリー日本文化研究所のロバート&リサ・セインズベリー・フェロー。
ポール・アトキンス (Paul S. Atkins) 略歴 : ワシントン大学アジア言語文学科・日本古典文学教授として、中世文学、演劇、文化の分野で教鞭をとる。スタンフォード大学で日本文学の博士号を取得。2011年にシカゴ大学のWilliam F.Sibley Memorial Translation Prize, 2021年にはカーネル大学のKyoko Selden Memorial Translation Prizeを日本古典文学英語訳の分野において受賞。
4/19 和心会主催:春の日本古典文学講演会のご案内
2023-05-05